Archive | 4月 2012

【書評】できる人の「1秒」記憶術~記憶術は整理術~

はじめにお断りするが、書評というよりも、表題の本を読んで得た、私なりの着想である。

本の詳しい紹介ではありません。

 

本書を読んでいて、最も印象に残ったフレーズ。

それは「記憶術は整理術である」という一節である。

 

「確かにそうだよなあ」

と強く感じた。

 

私は記憶力が悪い。

人の名前や仕事の手順などなかなか覚えられない。

記憶力は先天的なものだと思っていたので、半ば諦めていたが。

 

しかし、本書を読んで「がんばろう」という気持ちになった。

記憶力が良くなると、次のメリットがある。

 

①仕事に対して自信がつく。

記憶が整理されると、脳の中に「秩序感」が生まれる。

仕事においても将来に対する見通しが立つようになる。すると「安心感」が生まれ、仕事に対して自信がつく。

反対に脳の中が雑然としていると、「やるべきこと」が曖昧になる。

 

②相手に敬意を伝えることができる。

たとえば「相手の名前を覚える」ということについて考える。

私はなかなか人の名前を覚えることができない。

一度会ったことがある人でも「誰だっけ」ということがよくある。

しかし、これは人間関係において損である。なぜなら、名前を覚えないということは「自分を軽視している」と取られかねないからである。

 

たとえばホテルのフロントの係が「~様、いつもありがとうございます」と言えば、客は自分が大切にされている気がしてくる。

だから、相手の名前を覚えることは相手に敬意を伝えることになる。

以上2点が記憶力を良くすることのメリットだと感じた。

 

具体的には「話を要約すること」「必要な記憶と不必要な記憶を選別するフィルターをもつ」ことが重要であるという趣旨のことも書かれていた。


その通りである。

さて、「記憶の良い人」を目指してがんばろう。

アナログの価値を再発見 読書ノートを始めました

読書ノート復活!

昔は本を読む度に、感想をノートに書いていた。

しかし、いつの間にかこの習慣が消滅していた。

久しぶりに読書の感想をノートに取ってみた。

改めて「いいなあ」と思った。

何が良いか。

  1. 思考が「目に見える」ので、本から学んだことをしっかり意識できる。
  2. アナログと違い、自分の筆跡が残る。自分の筆跡にはデジタルにはない情報がたくさんある。(たとえば自分のそのときの心理状態が筆跡に表れる。だから後から見返して、本を読んだときの気分を思い出しやすい)
  3. アナログは文具が豊富である。ノートや文具などは、様々なものが発売されている。それらを比較、検討したり、集めたりすることは「コレクター欲」を満たしてくれる。

ざっと考えただけでもこれだけある。

もちろん「デジタル派」の方を否定するつもりは少しもない。

それぞれに良さがあるからである。

デジタルの良さは、たとえば「検索性」や「保存性」である。

これらは、アナログはデジタルに遠く及ばない。

実際に、私だってEvernoteやツイッターを使って、ログを取っている。

恐ろしく便利である。

特にエバーノートは仕事の記録やライフログとして重宝している。

だが、紙にコリコリと字を書いていると「右脳が活性化する感」があるのは私だけだろうか。

「確かに今、私の脳みそに知識が刻み込まれている」と感じる。

しばらく読書ノートをつけてみよっと♪

読書は「質」より「量」が大切

最近あまり本を読んでいませんでした。

今までは月に数万円を本につぎ込んでいました。

それが、月3冊くらいしか読まなくなっていました。

なぜなら、お金が無かったからです。

単純な理由ですね。

家の事情であまり本代にお金を回せなくなったのです。

僕は本が大好きです。

だから、本が読みたくてたまりません。

しょうがないので、ものすごい厚い小説を買ってきて、時間をかけて読んでいました。

しかし、今までは月に10冊~20冊くらい読んでいたのです。

いきなり冊数が減ったので物足りないです。

「なんか虚しいなあ」

仕事のモチベーションも上がりません。

たまたま、今日本棚を整理していて、何気なくパラパラと見ていた本に、次の一節がありました。

「量」で「質」を高める。

これだ!

そう思いました。

読書はやはり量が大切なのだと思い当たりました。

たくさん買えばその分「ハズレ」も多くなります。

はっきり言ってお金の無駄です。

しかし、これは必要な無駄なのです。

お金を貯めることが人生の目的ではありません。

私は、自分らしく、より良く生きることが人生の目的だと思っています。

そのためには本が必要なのです。

本には先人の知恵が詰まっています。

それが数百円。もしくは数千円で買えるのです。

安いものです。

私が思想的に大きな影響を受けた本田直之さんも「本は極めて効率的な投資だ」という趣旨のことを、どこかで書かれていました。(微妙にニュアンスが違ったらすみません)

たくさん本を買おう!

読みまくろう!

そう思うと、急に元気が出てきました。

「お金が足りなくなったら、他の部分で節約すればいいさ」

そう思うと気が楽になってきました。

というわけで、早速3冊買ってきました。

明日の朝読みます。楽しみ♪

今日買った本↓

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
マイケル サンデル
早川書房
売り上げランキング: 3693

僕の読書法【その5】 芋づる式に読む

私は様々なジャンルの本を読みます。

新書が多いですが、ビジネス書や小説など、何でも読みます。

 

購入する場所は「本屋7」:「Amazon3」くらいの割合です。

パラパラっと見て、面白そうなら迷わず買ってしまいます。

 

基本的に、その時に自分が興味を持っているジャンルの本を買います。

 

しかし、私の「興味をもっているジャンル」がくせものです。

私の興味は次々に変わっていきます。

言語学に興味をもっていたと思ったら、仕事術関連の本を読み出したり、PC関連の本を読んでいたと思ったら、急に小説を読み出したりします。

 

一見なんの脈絡もなく、デタラメに買っているように見えますが、実は「芋づる式」に買っています。

「芋づる式」というのは、以下のようなことです。

 

Aという本を読んだとします。

Aの中のBという話題に興味をもったとします。

そこでBのことが詳しく書かれているB1という本を購入します。

次に、B1という本の中のCという話題に興味をもったとします。

Cに関連のあるC1という本を読みます。

 

・・・これが延々と続いていきます。

 

 

また、読んだ本の「参考文献」を読むこともあります。

本文中や巻末に「参考文献」が書いてある時があります。

その本の内容をさらに掘り下げて調べたい場合に、この参考文献を読んでみると「当たり」の場合が多いです。

 

なぜなら、作者が本を書くにあたって、大きく影響を受けた本が「参考文献」だからです。

作者は本を執筆するために多くの本に目を通すそうです。

つまり、一冊の本が書き上がるまでに膨大な量の本を読む場合が多いようです。

しかし、読んだ本のすべてが「参考文献」になるわけではありません。

本を書くにあたって、内容に特にかかわりの深い本や、作者が感銘を受けた本が「参考文献」として載るようです。

なので、「参考文献」はハズレが少ないのです。

 

すみません。速読からだいぶ話題が逸れていますね。・・・

 

しかし、さらに脱線します。

だいぶ話題はそれますが、僕は「自分の尊敬する人が読んでいる本を読む」ことも実行しています。

 

たとえば上司や趣味の仲間の一目置いている人物などです。

誰でも尊敬する人物に近づきたいと思うでしょう。

そのためには「尊敬する人物」の考え方をマネするのが近道です。

 

それには、尊敬する人物が読んでいる本を読むことをおすすめします。

 

なぜなら、人間の思考は、読んでいる本から大きな影響を受けるからです。

だから、私は自分の尊敬する上司などが読んでいる本は無条件に読むようにしています。

 

だいぶあちこちに話題が飛びましたが「芋づる式」の効用は大きいので、ぜひ試してみてください。

僕の速読法【その4】 同じ作者の作品を続けて読む

僕の速読法【その4】です。

それは同じ作者の作品を続けて読むことです。

なぜか。

 

理由は以下です。

  1. 同じ作者の作品を続けて読むことで、その作者の文体が体に染み付いてくる。
  2. その作者の文章のリズム感や、文章の癖が分かってくる。
  3. すると、先の文章の内容がだんだん予想できるようになる。
  4. 自然に読むのが速くなる。

などなど。

「同じ作者ばかりではつまらない」という意見もあると思います。

私はその考えを否定しません。

その通りだと思います。

 

しかし、私は「気に入った作者」に出会うと、何冊も徹底的に読み込むタイプです。

いわゆる「指名買い」です。

お気に入りの作者の新刊は無条件に買ってしまいます。

 

恐らく、私と似たタイプの人はかなりいると思います。

同じ事の繰り返しの方が人間は心地よいのでしょう。

読書の効用はたくさんあります。
代表的なものは「新しいことを知る」ことです。

それに対して「すでに知っていることを再確認する」という面もあります。

同じ作者を指名買いする行為は、上記の「すでに知っていることを再確認する」ために行うのでしょう。

 

読書は私にとって至福の時間です。

その読書の中でも、お気に入りの作者の作品を読んでいるときが最も幸せを感じるときです。

同じ作者の作品をたくさん読む。

私は大好きです。

僕の速読法【その3】 段落の最初の一文だけ読む

今日は「僕の速読法【その3】」です。

とにかく早く読み終えたいときに有効な方法があります。

 

それは段落の最初の一文だけ読むことです。

 

小説などには当てはまりませんが、最初の一文は、その段落の中で一番伝えたいことが書かれていることが多いです。

なので、最初の一文だけ読めば、その段落のおおよその内容が把握できるのです。

 

細かく読むのではなく、全体を「ざっくり」把握したい時に向いている読み方です。

 

もし、最初の一文だけ読んで、内容があまりにも分からなかったり、もう少し詳しく読んでみたいと思ったりしたら、2文目以降も読めばよいでしょう。

 

この読み方をする場合、次のように考えるとよいでしょう。

本の内容のすべてを頭に入れる必要はない。

先ほども言いましたが、あくまでも「ざっくり」分かればよいのです。

読み飛ばした部分は「縁がなかった」と思うのです。

 

自分が興味の有ることや、問題意識をもっていることはパラパラ読んでいても、案外目に止まるものです。

ぜひ「段落の最初の一文だけ読む」ことを試してみてください。

 

 

 

僕の速読法【その2】 つまらなかったら途中で止める。

僕の速読法その2。

それは、つまらなかったら途中でやめることです。

 

私はつまらなかったら読むのを途中で止めます。
理由はつまらない本を読むことで失う時間がもったいないからです。

ただ、はじめの頃は、途中でやめることにどうしても抵抗がありました。

つい「もったいない」と思ってしまうのです。

この考え方は一見もっともらしいです。

 

しかし、次の点でこの考えはおかしいです。

 

まず、時間的な観点から考えます。

「つまらない本をだらだらと読む時間」と、「読書を止めることで得る時間」を測りにかけたとします。

明らかに後者のほうが価値があります。

人生における時間は有限です。

それならば時間をより有意義に使ったほうが良いはずです。

 

次に、金銭的な観点から考えます。

たとえば800円の新書を買ったとします。

半分読んで止めた場合を考えます。

 

仮に1時間で半分読んだとします。

一冊800円の本を半分読んだので、400円分読んだと言えます。

(この考え方は賛否両論あると思いますが、論点を単純化するためなのでご容赦を)

もしもそのまま最後まで読んだら、もう一時間かかります。

この一時間の価値は400円です。

1時間もの間「つまらない本をだらだらと読む」ことに400円を払う価値があるでしょうか。

 

どうでしょう。

答えは当然「否」ですね。

 

 

多くの人は何かしらの仕事をもっています。

アルバイトでも時給「400円」ということはあまり無いはずです。

 

ですから、400円のために、1時間もの間「つまらない本をだらだらと読む」ことは合理的な選択とは言えません。

これらの理由から、つまらない本は途中で止めることが合理的な選択と言えます。

買った本が「ハズレ」だった場合、「損した」と考えがちです。

しかし、この考えは発送の転換が必要です。

「本を見る目を養うための『授業料』を払った」と考えればよいのです。

 

 

私は、10冊買って、「当たり」は3冊くらいです。

つまり「打率3割」です。

野球では、3割打てば名打者です。

その位の気持ちの方が、楽な気持ちで読書が楽しめる気がします。